データ一元管理で業務を効率化、問い合わせ対応もスピードアップ
データ一元管理で業務を効率化、問い合わせ対応もスピードアップ
導入後は、遺失物をデータで一元管理できるようになり、検索・照会が迅速に。警察への届け出書類もデータから自動作成でき、5分以内で完了できるようになりました。
各駅でタブレットを用いて現場スタッフがその場で登録・検索できるため、山頂や中間駅で拾得された遺失物も、麓の事務所で即時に状況確認が可能に。これにより、お客様からのお問い合わせ対応が迅速かつ正確になりました。
さらに、ロープウェイ区間内だけでなく周辺の登山道などで拾得された遺失物についても、従来から地域と連携して丁寧に管理してきましたが、「みつけるくん」の導入でそれらの情報を含めて運用ルールとフローを明文化。誰が見ても同じ手順で対応できる体制へと進化しました。
今回の導入で整ったデータ管理と運用フローを基盤に、拾得→保管→返却までの一連のプロセスをさらに可視化。保管期限や手続きの流れを明確にし、スタッフ全員が共通の判断基準で運用できる体制を強化します。観光地としての信頼性を高めつつ、自然環境にも配慮した管理を継続し、訪れるすべてのお客様に安心して「雲上の旅」を楽しんでいただける環境を維持していきます。
ご担当者様の声
「みつけるくんを導入したことで、現場の業務負担が大幅に軽減されただけでなく、スタッフ間での情報共有や対応ルールが明文化され、運用がより安定しました。
もともと丁寧に行ってきた遺失物管理を、システムに合わせて体系的に整えることで、スタッフ全員が同じ基準で対応できるようになり、結果的にお客様への安心感にもつながっています。
これからも“雲上の旅”をより快適に楽しんでいただけるよう、現場運営の質を高め続けていきたいと思います。」
— 奥飛観光開発株式会社 新穂高ロープウェイ 広報・総務 一木 祥平 様