クラウド型遺失物
管理システム
山頂から麓まで、4駅をつなぐ「新穂高ロープウェイ」の新しい遺失物管理体制

山頂から麓まで、4駅をつなぐ「新穂高ロープウェイ」の新しい遺失物管理体制

公共交通 奥飛観光開発株式会社様
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導入前の課題

四季折々の絶景を支える、複雑な運営体制の中で

標高2,000メートルを超える北アルプスの大自然を舞台に、日本唯一の2階建てゴンドラが四季の絶景を結ぶ「新穂高ロープウェイ」。年間を通して多くのお客様が訪れる人気観光地として、日々さまざまな遺失物への対応が求められていました。

これまでは紙の台帳で遺失物を管理しており、手書きで警察への届け出を作成。加えて、お問い合わせのたびに各駅(山頂〜麓)へ無線や電話で確認を行う必要があり、情報共有や保管状況の確認に時間がかかることがありました。結果として、駅ごとの対応方法にばらつきが生じやすく、全体最適の観点で運用を見直す必要がありました。

みつけるくんを選んだ理由

山岳観光施設ならではの運営課題に寄り添った提案

遺失物管理システムをインターネットで調べていた際に「みつけるくん」を認知。導入の手軽さ、同業種での導入実績、ランニングコストの低さに魅力を感じました。

また、担当者が現地の運営環境を丁寧にヒアリングし、山頂から麓まで4駅で運営する特性や現場の動線を踏まえた提案を実施。導入後は、各駅で登録した遺失物情報をタブレットでリアルタイムに共有・検索できるようになり、お客様への回答までの流れが格段にスムーズになると判断しました。
       

導入後の効果

データ一元管理で業務を効率化、問い合わせ対応もスピードアップ

データ一元管理で業務を効率化、問い合わせ対応もスピードアップ
導入後は、遺失物をデータで一元管理できるようになり、検索・照会が迅速に。警察への届け出書類もデータから自動作成でき、5分以内で完了できるようになりました。

各駅でタブレットを用いて現場スタッフがその場で登録・検索できるため、山頂や中間駅で拾得された遺失物も、麓の事務所で即時に状況確認が可能に。これにより、お客様からのお問い合わせ対応が迅速かつ正確になりました。

さらに、ロープウェイ区間内だけでなく周辺の登山道などで拾得された遺失物についても、従来から地域と連携して丁寧に管理してきましたが、「みつけるくん」の導入でそれらの情報を含めて運用ルールとフローを明文化。誰が見ても同じ手順で対応できる体制へと進化しました。

今回の導入で整ったデータ管理と運用フローを基盤に、拾得→保管→返却までの一連のプロセスをさらに可視化。保管期限や手続きの流れを明確にし、スタッフ全員が共通の判断基準で運用できる体制を強化します。観光地としての信頼性を高めつつ、自然環境にも配慮した管理を継続し、訪れるすべてのお客様に安心して「雲上の旅」を楽しんでいただける環境を維持していきます。

ご担当者様の声

「みつけるくんを導入したことで、現場の業務負担が大幅に軽減されただけでなく、スタッフ間での情報共有や対応ルールが明文化され、運用がより安定しました。
もともと丁寧に行ってきた遺失物管理を、システムに合わせて体系的に整えることで、スタッフ全員が同じ基準で対応できるようになり、結果的にお客様への安心感にもつながっています。
これからも“雲上の旅”をより快適に楽しんでいただけるよう、現場運営の質を高め続けていきたいと思います。」

— 奥飛観光開発株式会社 新穂高ロープウェイ 広報・総務 一木 祥平 様

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